事業紹介 BUSINESS

ろ材再資源化への取り組み

使用済ろ材は廃棄物ではありません。

産業廃棄物の削減問題は、国内だけでなく、世界中にも大きな問題となっています。
弊社は「ろ材再資源化協会」に加盟し、産業廃棄物削減に取り組んでいます。
「ろ材の入替工事を実施したいが、産業廃棄物を出すのはちょっと・・・」とお悩み
のお客様、我々「ろ材再資源化協会」加盟企業の弊社にお任せください。
使用済ろ材は、副資産物として、我々が有価購入し、あらゆる方面で有効利用致します。

ろ材再資源化工程

実績ある製品をご提供いたします。

当社では、室内競技場やテニスコート・サッカー場等の人工芝用目土砂を
永年製造販売いたしております。その実績を基に、多方面にもご愛用いた
だいております。

ろ材の受け入れ前分析

ろ材に関するお客様からご提供頂く情報に基づき、受入前に26項目の土壌試験を行い、土壌汚染対策法に規定されている基準値を満たすことを確認した上で有価にて購入いたします。尚、下記基準をみたさないろ材については、残念ながらお客様のもとで産業廃棄物処理法に基づいて適切に処理して頂く必要があります。
受入基準(土壌環境基準 全26項目)
カドミウム、全シアン、有機燐、鉛、 六価クロム、砒素、総水銀、アルキル水銀、PCB、銅、ジクロロメタン、四塩化炭素、 1,2-ジクロロエタン、1,1-ジクロロエチレン、シス-1,2-ジクロロエチレン、1,1,1-トリクロロエタン、1,1,2-トリクロロエタン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、1,3-ジクロロプロペン、チウラム、シマジン、チオベンカルブ、ベンゼン、セレン、ふっ素
制定:平成8年8月環境庁告示第46号
改定:平成22年6月環境庁告示37号

ろ材の回収作業

ろ過池やろ過機から、ブロアー車等によりろ材を搬出します。

ろ過池やろ過機から回収したろ材

ろ過池やろ過機から回収したろ材は、
クレーン車等の重機によりトラックに積込まれ、
地域別の再生メーカーへ搬送されます。

ろ材の再生作業

地域別の再生メーカーに搬送されたろ材は、
再生プラントにより様々な原材料へと蘇ります。

再生ろ材の販売

原材料へと蘇ったろ材は、屋上緑化、
校庭緑化(庭園)、ゴルフ場等、様々な
用途に活用されています。

ろ材整備事業の現状

現状大きく分けて、ろ材入替とろ材洗浄再利用(リユース)の2通りがあります。
それぞれの特徴は、以下の通りとなります。
ろ材の現状
ろ材入替 ろ材洗浄再利用
メリット ・ろ材がすべて新製品となる
(機能が100%回復)
・コスト面に有利
・資源の有効利用
デメリット ・旧ろ材は産廃処分
(コスト面でデメリット)
・100%の機能回復は不可能
・施工時に使用する大量の洗浄汚水のり処理費用が透明
・施工を重ねると、ろ材粒形の肥大化を招き、品質劣化の要因となる。
本来各水道事業体におかれましては整備事業の際、新ろ材の入れ替えを希望しておられましたが、使用済ろ材の廃棄処分に多額の費用を要するため、やむなく洗浄再利用の工法が比較的多く採用されるようになりました。
当協会におきましては、使用済ろ材を廃棄処分するのではなく、他部門へ再利用(ろ材の再資源化)することで、有価購入とし経費削減だけでなく環境問題に大きく寄与することができるようになりました。
50年も100年も洗い直して使い続けるより、適切な時期に新ろ材との入れ替えをご計画されますようご提案申し上げます。
費用もリユース(洗浄再利用)の工事費水準で充分に可能となりました。

(公社) 日本水道協会 (JWWA)

(公社) 日本水道協会 (JWWA)
認証登録番号 資H-1
ご相談・ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。